思考法:嫉妬をエネルギーに変える。

 考え方を変えるだけで、結果が変わってくるということはよく言われますが本当です。

今回のテーマ「嫉妬」に関しても同じことが言えると思うのでつらつらと書いてみました。


 昔から、自分より恵まれている人やうまく行ってる人を見て、羨ましさを感じたり、そういう人と比べて自分を低くみたりすることが多かったです。

その度に「なんで自分はできないんだ」とか「なんで自分だけこういう思いをしなきゃいけないんだとか」、まるで自分を責めるような考え方をずっとしておりました。

そしてその感情を抑えたり、マイナスと捉えたり、あまり生産的ではない方向にそのエネルギーを使っていたと思います。

 

 私のように自分を責めるタイプの方、人に向ける方、様々なタイプの方がいるとは思いますが、できることならエネルギーは生産的に使いたいとほとんどの人が思っていると思います。


 感情は感情で大切なものであり、自分の心に正直であることは素晴らしいことです。

世間一般的に言われる「ネガティブな感情」というものも、向ける方向さえ正しくすれば自分の人生をより良くするものとして使えますし、「ポジティブな感情」もまた、使い方次第では生産的なものとなります。


 では、嫉妬の感情をどう扱えばいいのか。


 それは「まず嫉妬したことを認め、そこに自分の望んでいるものがあることを知る」です。

例えば私自身がどういう人に嫉妬するかというと、多言語が話せて、物心ともに豊かで、世界中を飛び回っていて、沢山の人に貢献している人です。

それは自分のなりたい姿だからです。

 例えばこれが、大富豪であっても、孤独で、自分の利益しか考えておらず、不自由な人生であればあまり嫉妬はしません。


 そして不思議なことに、嫉妬というのは自分とはかけ離れた人にするよりも、自分とあまり変わらないような人により感じる傾向があります。

なので、遠く離れた国の人が自分よりも恵まれていても、「なんかいいなぁ」というくらいであまり感情というものは沸きませんが、仲のいい友達が自分よりも少し優れていると、「なぜあの人だけ」と嫉妬の対象となります。


 なので、そういった嫉妬の感情をもつことは決して悪いことではなく、むしろ活用しようというお話です。


 今誰かに嫉妬してたりするのであれば、それを自分の望みを知る方法として捉え、そこに向かって進むようにすれば、見えなかったものが見えてくるかもしれませんね。


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